下北半島への旅(4)
太平洋を見ながら、月に導かれ
下北半島を太平洋へ
下北半島を太平洋へ
恐山からむつ市へと下り、これから下北半島を南下します。途中の物産店ではねぶたが飾られ、むつ湾の向こうには先ほどの釜臥山(恐山)が見えました。
恐山からの帰り道、土産物店で見かけたねぶた
再び訪れる日まで。陸奥湾に臨む展望台から恐山(釜臥山)遠望。
白い雲と青い空。展望台から陸の方に目をやると、青い空と白い雲が広がっていた。
下北半島の真ん中辺りから六ヶ所村、太平洋を目指すように東へ、そして再び南下。床屋さん制作のガンダム・ザクの模型を見せてもらい、八戸へ。
下北半島を南下。途中、床屋さんが作ったガンダムとザクの模型を見せてもらった。立派な出来具合。
車窓より。八戸に入った。
車窓より
車窓より
蕪嶋神社
蕪嶋神社
夏にはウミネコがたくさん集まるという蕪島神社(かぶしまじんじゃ)。ウミネコはもうどこかへ飛んでいったようですが、ウミネコが飾られたお神輿が飾られていました。
蕪嶋神社前の漁港の風景。電車も走っていた。
蕪嶋神社。ウミネコの繁殖地。石段を上がるとお社があり、島の周りをぐるっと回れる。
蕪嶋神社より。南東の方角、太平洋を望む。
蕪嶋神社より。これから漁に出るのだろうか。
蕪嶋神社より。八戸市街の方を見て。
葦毛崎展望台
葦毛崎展望台
海を左手に車を走らせ、太平洋を望む葦毛崎(あしげざき)展望台へ。レンガのような造りの展望台がこの風景に合っているようでした。
車窓より。太平洋を眺めながら南へと。
葦毛崎展望台。レンガのような石造りの展望台がこの風景によく似合っている。
葦毛崎展望台。青い海と。
葦毛崎展望台より。海がとても綺麗だった。
葦毛崎展望台にて。遠くには下北半島。
葦毛崎展望台にて。青と黒と。
葦毛崎展望台にて。打ち寄せる波。
葦毛崎展望台にて。咲いている野の花々が綺麗だった。
種差海岸
種差海岸
そしてもう少し南へ走り、砂や砂利ではなく、芝生の広がる種差(たねさし)海岸へ。海は碧く、空には澄んだ青い空がどこまでも続いていました。
車窓より。海を見ながらの移動は楽しい。
車窓より。海から離れるとこんな風景が続く。
芝生の広がる種差海岸。砂や砂利ではなく芝生が広がっている。
種差海岸にて。芝生はずっと続いている。
種差海岸にて。歩いていて気持ちのよい浜辺。
種差海岸にて。港町の風景。
種差海岸にて。穏やかな晩秋の夕方。
種差海岸にて。少し歩くと浜へ出られた。
種差海岸にて。旅の最後に訪れた海はとても穏やかだった。
種差海岸にて。碧い海とどこまでも青い空。
月に導かれるように
月に導かれるように
日も沈み薄暗くなる頃、三日月に導かれるように、八戸より東北自動車道を南へと下っていきました。暗くどこまでも長い下り坂の道路を走り、トンネルをいくつかくぐり抜け、夜が深まったところで途中のサービスエリアで朝まで仮眠をとりました。
月に導かれて。月のある方角を目指すように、東北自動車道の長い下り坂を南へ走る。
月に導かれて。しばらくの間、月に導かれているようだった。
そしてトンネルをいくつかくぐる。
夢もしくは胎内巡り
夢もしくは胎内巡り
目が覚め明るくなりつつある空を見ていると、ひょっとして昨夜までの旅行は夢、もしくは、人間がもう一度生まれ出てくる体験をするという、胎内巡りをしていたのではないかと、そんな風に思えるのでした。
サービスエリアでの朝。途中のサービスエリアで仮眠をとり、朝、雲の下に見えた山は安達太良山(?)。
ある夏の日。日が昇ると、そこには、昨日までとは違った、夏の一日があった。
2010年1月 しるす(2019年9月改訂)